炎上

BTSツアーDVD曲削除の理由「チョンバビ性的暴行が原因」

炎上

2021年にロサンゼルス、2022年にラスベガスで行われたライブツアー『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE in THE US』の発売が決定し、11月17日(金)ついに予約が開始しました。パッケージ化に喜ぶファンですが、一部の曲が削除されているとのことがわかりました。

これに対して所属事務所である『HYBE』及び『BigHit』から詳細説明はありませんでした。

削除された楽曲は「HOME」と「Love Myself」の2曲であり、作詞作曲に関わったチョンバビ氏の性的暴行が原因のようです。

くわしく見ていきます。


関連記事
astroムンビン死亡はなぜ「過酷なK-POP界に殺された」
チョン・チェユル死因「枕営業が嫌でうつ病自死しか選べなかった」

BTS削除される曲は「HOME」と「Love Myself」

今回の映像作品で削除されている楽曲は以下の2曲です。

ロサンゼルス初回公演からは「Answer : Love Myself」
ラスベガス最終公演からは「HOME」

この2曲はどちらも人気があり、ファンにとっては悲しい結果となりました。

なぜ、この2曲が削除になってしまったのでしょうか。その理由としてあげられるのが、作詞作曲に関わったチョン・バビ氏です。

チョン・バビ氏は2021年10月、過去に2人の女性を暴行・違法撮影した疑いで起訴され、2023年9月、最高裁判所により一部暴行の疑いに有罪判決が下されました。

この事を書くなら理由も書くべきじゃないですか?削除された事にただ悲しいと言う感情を煽る結果にしかならないかと思います。このツイートを見てる方へ。なぜこうなったか知ってますか?作詞作曲に関わってるチョンバビという男が、ある女性のお酒に薬を混ぜて意識のない状態で性的暴行を加えてそれを

撮影したからです。この行為は認められたが強姦罪は認められなかっただけで、動画はクラウド上に残ってて事実なんです。また、お手洗いに行った後をつけて盗撮もしてる。その動画を撮られた女性は自死してこの世にはいません。想像してみて下さい。この男の手元にその動画が残ってるかもしれないという

恐怖を。今も遺族が戦っています。私達のお金がチョンバビにながれて、そのお金で弁護士を雇い罪をないものにした。この女性だけじゃなく、他の女性も同じ訴えを起こしてます。チョンバビについて詳しく調べて、考えてみてください。それでも『曲に罪はない』と言えるんですか?

更に被害者の方は亡くなっているとのこと。

事件の概要を詳しくみていきます。

チョン・バビ氏性的暴行と盗撮まとめ

最初に事件を報じたのはMBC韓国です。歌手志望の女性が、薬物の入ったお酒を飲まされ意識のない状態で性的暴行と盗撮を行ったというものです。その後、被害女性ソン某氏は27歳という若さで自死しました。

数ヶ月前、歌手を夢見ていた20代の女性が「人に苦しんだ」という遺書とともに亡くなって発見されました。

遺族はこの死が作曲家で歌手の元彼氏が酒に薬に乗って食べた後、違法撮影と性犯罪を犯したことと関連があると告発しました。

警察が捜査に着手し、その歌手の携帯電話とコンピュータを押収した。

亡くなった被害者女性の遺影を手に、被害者女性の父親はインタビューを受けています。

時系列にて事件をまとめてみました。

2020年4月 ソンさん遺書を残して自死。ソンさんの父が警察に告発
11月3日 MBC韓国にて報道される
11月8日 チョンビバ氏所属のバンド『秋休み』のコンサート取り消し
11月22日 チョンビバ氏全面否定で反論
11月18日 盗撮容疑で起訴。強姦に関しては証拠不十分

11月18日に強姦に対して証拠不十分である決定が下された際の、チョン・バビ氏のコメントです。

(訳)
チョン氏は15日、自身のブログを通じて明らかにした立場文で「これまで捜査に最大限誠実に臨み悔しさをじっくり説明した」とし「捜査機関では当時のカトク(カカオトーク)など様々な資料を確保して検討し、その結果私が最初から主張してきたように最近告発事実すべてについて疑いがないと結論を下した」とした。

これに対して遺族が納得するはずもありません。

2021年2月 どちらの容疑も不起訴となる
2月23日 MBCが追加報道『警察の対応と不起訴に疑問』
5月 遺族の講義を受けて再捜査。別の被害女性もいたことが発覚する

2022年1月 初公判
ソン氏に対しては盗撮容疑
別の被害女性に対しては暴行と盗撮容疑
3月 2回目の公判(非公開)
2022年6月 BTSのアンソロジーアルバム「Proof」にて「Filter」が収録されてることに物議
2022年 性的暴行・盗撮にて懲役1年の実刑

デビュー9年を記念して、メンバー7人が直接選んだお気に入り曲を収録したアンソロジーアルバム。この中にチョンバビ氏のが関わったジミンさんのソロ曲「Filter」が収録されていました。

犯罪者の曲を入れるとは何事か、という声と共に容疑を知る前の曲に対してまで責任を負うのは過度であるという意見もあり、韓国内では大変話題となりました。

2023年6月 控訴審にて罰金刑に減刑。罰金300万ウォンで釈放。
2023年11月 『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE in THE US』にてチョンバビ氏の楽曲2曲が消える。

物価の違いもありますが、罰金300万ウォンは日本円で30万円程度。あまりにも女性の犯罪に対して軽すぎます。残念でなりません。

チョンバビがBTSと関わった曲は7曲

チョン·バビ氏は(Bobby Chung/점바비)2018年~2020年の2年間に、BTSの楽曲に共同作詞家として参加しました。

その際に関わった曲は以下の7曲です。

2018年
Love Maze(作詞)
I’m Fine(作詞)
Answer:Love Myself(作詞・作曲)
134340(作詞・作曲)

2019年
Home(作詞)
Dream Glow(作詞・作曲/ジン、ジミン、ジョングクユニット曲)

2020年
Filter(作詞/ジミンソロ曲)

これらの曲はおそらく今後も聞くことができないでしょう。どれも名曲のため残念でなりません。しかしながら、チョン・バビ氏のしたことを許すこともできません。

関連記事
astroムンビン死亡はなぜ「過酷なK-POP界に殺された」
チョン・チェユル死因「枕営業が嫌でうつ病自死しか選べなかった」

タイトルとURLをコピーしました