K-popアイドル「ASTRO(アストロ)」のメンバーであるムンビンさんが、2023年4月19日に亡くなりました。25歳でした。
メンバーや家族の悲しみは想像もできません。死因の発表はありませんでした。
一体、彼はなぜ亡くなってしまったのでしょうか?
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ムンビンさんは19日午後8時10分ごろ、ソウル江南区の自宅で亡くなっているところをマネージャーが発見しました。死因は発表されていません。
事務所が発表したものは以下のとおりです。


現時点で、警察の見立てでは他殺ではないようです。

落ち着かなくて連投、ごめんなさい🙏🏻
Dispatchは、ムンビンの死を受けてウヌが急遽LAから🇰🇷に帰国する為に飛行機に乗ったと報じた、とのこと。
🇹🇭で体調不良だったビニは「大丈夫」と言ってた事、警察の見立てでは他殺ではない事、メンバーは大きなショックを受けている事が書かれているようです。
韓国アイドル界では、若くして亡くなる方が後を絶ちません。その理由として多いのは自殺です。先日も韓国女優のチョン・チェユルさんが26歳で亡くなりました。
ムンビンさんは以前から体調不良を訴えていました。それはうつ病だったのではないか、と言われています。

「空港に到着後、めまいを伴うコンディション不調を訴えたため、万が一の状況に備え新型コロナの検査を受けた」
「検査結果は陰性で現在は休養を取り安静にしている」
更に非常にキツかったと言っています。
「告白すべきことがあるんですが、実際のところ本当にキツかったです。ファンコンサートの時からちょっとキズが入ったようです。ファンの皆様に申し訳なかったです」
以前から、うつ病のような兆候はあったのでしょう。それを誰にも言えず、事務所も休ませるようなスケジュールを組んでくれなかったのかもしれません。

「もう大丈夫」と言っていたムンビンさん。きっと無理していたのでしょう。全然大丈夫ではないのに、大丈夫と気丈に振舞う姿に涙があふれます。もっときちんと休んで欲しかったです。
米国ニューヨーク・タイムズ紙などもK-POP業界の闇を示唆しています。

ここ数年、ムンビンさんのほかにもKポップ歌手の死去のニュースが伝えられている。彼の死が、Kポップ市場の誤ったところを示している
若き命が何人失われれば、その間違いに気づくのでしょうか。K-POP業界は今、考えて欲しいです。
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ムンビン死因「韓国芸能界は過酷妹には辞めて欲しかった」
ムンビンさんは以前から、アイドル界の闇とも思える発言をしていました。

ムンビンの件だけど、前にヨシくんとジフンが、「アイドルが夢です、応援してくれますか??」って書いたファンに、『…後悔しませんか?』『本当に、ファンの皆さんが思っているもの見ているものとは全く違う世界です』『もし家族が芸能人になりたいと言ったら絶対反対します』って言ってたの思い出す
家族が芸能人になりたいと言ったら絶対反対します、というムンビンの言葉。過酷すぎる韓国芸能界を表しているように思えます。
更に妹でアイドルのスアさんにも以下のようなことを言っていました。
めちゃくちゃ意訳だけど、本当にこの兄妹はお互いへの愛情表現が下手というか、重度のツンデレというか、でもそこが愛おしくて大好きだったんだよね…。
— aうっちー🚬🐬🚩🦊🎸🩵 (@wk5_77777) April 20, 2023
この動画久々に見返して、吐くほど泣くとは思ってなかった。ビニもスアちゃんも、本当に大好きなんだ私は……。#ムンビン #ムンスア pic.twitter.com/WqJQoXJKT1
兄ちゃん、昔スアに言ったけどさ
スアがそんなにずっと練習生続けるなら
「アイドルは諦めろ」っていうつもりだった
つらいときはつらいと言えばいいのに
でも俺らはそれ(我慢)が仕事だからさ・・・
妹思いの優しいお兄ちゃんは、韓国芸能界の厳しい事情を良くわかっていたのでしょう。そのため、妹にはそのような苦しい思いをして欲しくないと思いアイドルを諦めて欲しいと強く願っていました。
妹のことを非常にかわいがり、心配し、色々相談に乗っていたようです。

ムンスア「電話しようとしてお兄ちゃんに電話しても出てくれない。そしたら私がストレスをなくしてくれる場所がない。」
スアちゃんはムンビンに悩みを聞いてもらってたけどムンビンは1人で抱えてたんじゃないかな?
ムンビンさんは辛い時、辛いと言えなかったのでしょうか。

ムンビンが過去にスアちゃんに向けて「スア、いつまでも幸せでいて。」って発言してたの今見たらとてつもなく意味のあるものだと思えてきちゃってもう本当に…どこまでも妹思いなムンビンが大好きだった。
過酷な芸能界。妹が心配で、案じていたのです。それほどまでに、ムンビンは追い詰められていたのでしょう。出来るのなら別の道を歩んんで欲しかったです。
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ムンビン死因「辛いは言えない我慢が仕事」
ファン思いでやさしさのあふれたようなムンビンさん、過去のインタビューで以下のような発言をしているのを見つけました。



ムンビンは、万全な状態で他のグループのファンをかっさらわなければならないという思いが絶対にあります、と言っていました。
これはK-POP界の闇を感じます。優しすぎるムンビンさんは、仲間を蹴落とす様な行為をしたくなかったのでしょう。しかし、自分が選んだ仕事を全うするために、自分は一番にならなければなりません。そんな葛藤が見えます。
更にメンタルケアについてもあまりされていない印象を受けます。

K-POP界はアイドル業を熾烈な争いにするならメンタルケアの付帯を大前提にした仕組みを作った方がいい。
一般人でさえSNSによる承認欲求の暴走やアイデンティティの形成不全が溢れ返ってる中で、明確なサポートなしに彼らのような聴衆の的になるアイドルのメンタルが保つはずがない。
彼らは神様でもバーチャルでもない。生きてる人間なんだから。

いわゆるKPOP界は、日本の芸能界とは比較にならない殺伐とした界隈だ
昭和の日本も体育会系というか、生き馬の目を抜く甘えの一切許されない時代もあったが
韓国はそれ以上に「結果がすべて」という国民性がある
どんな言い訳も許さない、やる気は当然、言われた事が出来なければ目もくれない、グループで売るにしてもその一人一人にいくつものスキルがなければ組んでもらえないし、そのクオリティを継続できなければ落とされる
…まして世界を前提としてるので、文字通り命を削らなければ続けられない世界
いくら売れてるように見えても、毎日毎秒で意識を緊張させていなければならないのが見ていて辛くなる
さらに言うなら日本以上にお偉いさんとの接待なども欠かすことができない
(儒教の曲がった教えが目上に絶対服従のようになってしまっている)
故に歌以外での苦悩も多く、だが挫折して帰る事は死と同等という価値観なのだろうから…
日本も同じですが、韓国も『完璧で当たり前』という国民性があります。やると言ったら完璧にやらなければならない、途中で挫折して帰ることは『死』と同じ。そのために、どちらにも行けず『自殺』を選んでしまうのでしょう。
また、ムンビンさんは天使になったら何がしたい?という質問に以下のように答えてくれました。


「自分で人生を終わらせた人々にもう一度チャンスを与えたいです」と。自殺してしまった人へ手を差し伸べたいと言っていました。身近な人を自殺で無くしたりでもしない限り「自分で人生を終わらせてしまった人々」という言葉は出来てこないでしょう。
ムンビンさんは以前から精神的に追い詰められており、『自死』を選らんで楽になりたかったのではないかと考えられます。
ムンビンさんのご冥福をお祈りいたします。
ピャスカル彼女自死「自殺され悲劇のヒロイン不都合無視で炎上」
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