宝塚ヒアリング拒否した4人「劇団のシナリオに黙らされた」

宝塚歌劇団は１４日に有愛きいさんが自殺した件について、調査報告書を公表しました。

その内容は、上級生からのパワハラやいじめは確認できないとのことでした。

そして、宙組生66人にヒアリング調査を行いました。その中で、4人が拒否したとのこと。理由は「ご容赦ください」と返答せず。

「特に宙組に問題があったとは考えていない」との発言に誰が納得できるのでしょうか。

この拒否をした四人はいったい誰なのか、２通りの説が浮上しています。それぞれ詳しく調べてみます。

宙組4人は誰？「事件にかかわった上級生説」
宙組4人は誰？「心優しき下級生説」
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宙組4人は誰？「事件にかかわった上級生説」

まずはじめに、いじめ問題のヒアリングを拒否したとされる四人は、

松風輝
芹香斗亜
花菱りず
優希しおん

この4名である可能性が非常に高いです。これは有愛きいさんをいじめたとされている人物たちです。

いじめが事実だとすると、認めてしまうことになる、そのために口をつぐんだと考えるのが妥当です。隠蔽体質の宝塚歌劇団では考えられそうなことです。

やましいことがなければ、ヒアリングを拒否する必要はありません。

以下のような宝塚歌劇団の思惑に憤慨する意見も見られました。

トップをこのまま退団にすればカレンダーもグッズも売れなくなってしまうし、ご遺族が宙組に対しての誠意を求めている事を良い事に、何とか宙組はトップもそのままで残す方向にして詫び、今後の劇団の在り方を変えると言う事で折り合いをつけると言う、いかにも劇団が考えそうな事なのだと思い知らされました

ただでさえ、宙組の公演を中止しており、収益が減っています。そのためほとぼりが冷めるまで、「しゃべるな」と劇団が命令した可能性は十分に考えられます。

ここまで来ても隠蔽する気と思われても仕方ありません。

宝塚歌劇団の黒い噂「死亡事件は有愛きいだけではない」いじめ問題

宙組4人は誰？「心優しき下級生説」

そして、もうひとつ浮上している説が、いじめを知りながら黙認してきた下級生たちです。

ヒアリングを拒否した４人は心に正直な人なのでしょう。
劇団側の予定した答えに合わせた話を作ることへの抵抗があったのじゃないですか。
現代感覚からすると伝統的なイジメ体質と思われると思っても、絶対服従の制度下で強烈に上級生が集団指導することがイジメではなく下級生への可愛がりとする劇団や上級生の考えに同調できなければヒアリング拒否でしょう。
当事者でも、時代は変わったと思ったら、あれは集団リンチの当事者じゃないかと感じた途端、これはもうヒアリング拒否でしょう。
劇団側は通常の企業でもある一般的な過剰労働時間による精神疾患の範囲に終わらせるシナリオですから、絶対服従の制度下で強烈に上級生が逃げられない下級生に集団指導する文化は無いのです。当事者が体験している、感じていても、それは無いのです。劇団側は相撲界ではリンチだと問題になったはずですが、それでも下のものへの可愛がりだったとして終わらせたいのです。

宇組には、グループLINEが存在していました。そのラインでは、朝から晩まで、深夜でも構わず「いい加減にしろ」「ぶっ飛ばす」「許さないからな」など𠮟責が飛び交っていました。

このグループラインは、当然有愛きいさん以外の人も知っています。事情を知っている同級生または後輩が口封じさせられた、とも考えられるのでしょう。

もし、話をしたら有愛さんのような目にあわされると考えたら口を閉口せざるを得ません。

そもそもこの件については、宝塚歌劇団はシナリオを用意しています。有愛きいさんはいじめが原因っではなく長時間労働による過労が原因と決めつけています。