ジャニーズ性加害

ジャニーズ事務所名前変更しない理由「ジャニヲタを盾にした税金対策」

ジャニーズ性加害

ジャニー喜多川氏の性加害問題について、ジャニーズ事務所は2023年9月についに会見を開きました。そして、ジュリー景子氏が社長から退任し、東山紀之氏が新社長に就任することを発表。また、同時に社名変更は行わないことも明らかにしたのです。

この発表に対して、ネット上では「社名変更しないのはおかしい」「ジャニー氏の名前を消すべきだ」「ファンや被害者への配慮がない」といった批判や疑問の声が多く上がりました。一方で、「社名変更しても意味がない」「ファンはタレント本人が大事だ」「ジャニーズ事務所に愛着がある」といった肯定的な意見もありました。

では、なぜジャニーズ事務所は社名変更をしなかったのでしょうか?その理由や背景を探ってみます。

ジャニーズ事務所が名前を変更しない理由

ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由は、主に2つあると考えられます。1つ目は、ファンクラブの存在です。2つ目は、同族経営の特徴です。

ファンクラブの存在

社名変更をしない理由として、ジュリー氏は会見で「ファンクラブとファンの意向や思い」 を重視したと語りました。

「会員歴の長い人はジャニーズ事務所という名前に愛着がある。また、自分たちには非がないのにファンクラブ名が変わるのはおかしいという思いもあるでしょう」(現在も同事務所の内情に通じる元事務所スタッフ)

「本当にいろいろなことが起きている中でも、全く変わらず、私共のタレントを応援してくださっているファンの皆様には本当に感謝の気持ちしかございません」(ジュリー氏)

実際にアンケートの結果、多くのファンは名前は変更しなくてよいとなりました。

多額のお金をかけてまで社名変更する必要があるのか本当によく考えて欲しい。ジャニーズWEST、関ジャニ、そのファンのことを考えて欲しい。社名変更を求めるのはほぼアンチ。ジャニーズを支えてるのはアンチじゃなくてファン。

最終決定者はジュリー氏によると、ファンとファンクラブの意向を重視したと言われています。

それもそのはずです。実は、ジャニーズ事務所が持っている『ファンクラブ組織』は日本一の規模を誇っています。

全体の名称は「ジャニーズファミリークラブ」で、その中に「嵐」や「Snow Man」、木村拓哉氏など個別のファンクラブがあります。年会費は4000円で、全体の会員数は約1300万人です。会費の総額は1年で約520億円に上ります。

ファンクラブの会員たちは、CDを何枚も買ったり、ドラマやコンサートを観たりすることで、ジャニーズ事務所の売り上げに大きく貢献しています。

中には、チケットのためか何口ものファンクラブの会員になっている人もいるのです。

アラフィフ子持ちの知り合い、1人で10数口ファンクラブに入ってて名義借りもしてる
ツアー始まると全国各地何回も同じライブ見て回ってる
大晦日はカウントダウンみにいくから乳飲み子がいても家にいたことがないらしく、
グッズも大量購入しCDも複数買い、CM出てるものも購入、ロケ地にも聖地巡礼

つくづく宗教と一緒だよねジャニヲタは

このように、収入源である『ファンクラブの会員』。

社名を変更すると、ファンクラブ全体の名称も変えなくてはなりません。そのファンクラブの会員の多くは、社名変更を望んでいないというのがジャニーズ事務所の見解です。

会員歴の長い人はジャニーズ事務所という名前に愛着があるということです。また、自分たちには非がないのにファンクラブ名が変わるのはおかしいという思いもあるでしょう。

しかしながら、それは建前であり本音は自分の会社である名前を変えたくないというジュリー氏のわがままであるのではないかと思われます。

更に、詳しくみていきます。

ジュリーのわがまま

会社名を変更しない本当の理由としては、同族経営の特徴が消えてしまうから、です。

ジャニーズ事務所は、まさに「骨の髄まで同族企業」と言ます。創業者ジャニー氏とその姉であるメリー氏の手腕によって事務所は日本最大級の芸能事務所として成長しました。後継者はジャニー氏の姪であるジュリー氏です。

2023年、性加害問題を機にジュリー氏は社長を退任しましたが、代表権のある取締役として社内に残留。持ち株の100%をジュリー氏が持ったままです。

また、新社長に就任した東山氏は、ジャニーズ事務所の最年長であり長男といわれるような人物です。後継者であるジュリー氏と同級生ということもあり、過去には交際報道まで出ていました。ジャニー氏の血縁者と言っても過言ではない人物たちによって構成されています。

社名変更すると、創業者であるジャニー氏の名前が消えしまいます。それは、同族経営者にとっては受け入れがたいことでしょう。

ジュリー氏は会見で、以下のように語りました。

「叔父(のジャニー氏)の起こした問題ですので姪として(私が)責任を取りたいと思っております」(ジュリー氏)

いくら同族企業であろうが、公の場で「叔父」「姪」の呼称はあり得ない、とマスコミも報道しています。

これではジュリー氏が経営から離れず、株式を100%持ち続けるのも不思議ではない。おそらく「自分が相続した商店」という認識なのだろう。再発防止特別チームが同事務所を「深刻なガバナンス不全」と批判したのもうなずける。

その通りなのでしょう。

全世界が見てる会見で鬼畜の所業と切って捨てながらファンのために名前は残す?
もう自分たちが何やってるかわかってねえだろコレ

このように、大変矛盾した行動を法人としてジャニーズ事務所はとっているのです。それこそジュリー氏のわがままにて社名を残したいという強い意向の表れなのだと感じます。

ジャニーズ事務所崩壊の始まりなのか

ジャニーズ事務所は社名変更しないことで、ファンやスポンサーからの信頼を失うだけでなく、タレントの退所者も相次ぐ可能性があります。

実際に、副社長だった滝沢秀明氏(41)が昨年10月に同事務所を去り、自身の個人事務所「「株式会社TOBE(トゥービー)」を設立しました 。多くの退所したジャニーズ『辞めジャニ』が、この滝沢秀明氏の新事務所に流れ込んでいるのは事実です。

社名を変更した理由は全く違いますが、2008年、あの大手電機メーカー「ナショナル」は「パナソニック」に社名変更しましたが、ナショナルを上回る知名度に成長したかと思います。でも、昭和の時代の良きナショナルもしっかり記憶は残っています。同じように、ジャニーズ事務所も社名変更しても、その歴史や功績は忘れられないでしょう。むしろ、社名変更することで新しい風を吹かせることができるかもしれません。

ジャニーズ事務所は今後どうなる?

会見を受け、マスコミや日本企業の多くはようやくこの問題を受け止め始めました。そしてタレントのCM継続をしないという判断をする企業が多くあらわれました。

ジャニーズ事務所は、出演料などは事務所として報酬は受け取らず全額タレントへとし、タレントを守るという姿勢を見せたのです。

全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は頂きません

しかし、これらはすべて『ジャニーズ事務所が帰り咲きたい』という作戦に見えます。

自社からタレントが離れる=自分の収入が減るのを防ぎたい一心だろうけど、今の状況を見れば、まずは解散を含む社内の組織の一新、名前も変えて、今日発表した対応策を真面目に実施する。そこで始めて新しい会社になりました。以前は申し訳なかったとなるわけです。株を100%もって保障にというけど非上場株って評価額もわからないし、自分で売り先売値を気まないといけないし販売に20%以上の税がつく。上場株なら今は紙切れだろうけど。反省してるなら今までため込んだ資材をなげうって保証をし、会社がタレントに迷惑かけてるんだから契約破棄の権利とグループ名のの使用許可をだすことだ。個人タレントに罪はないという言葉も結局前のように儲けようという魂胆が見え見えで評価できない

1年に限定した事で、典型的な「ほとぼりが冷めるまで作戦」に成り下がってしまいましたね。

企業の都合で損害計算して1年を割り出したんでしょうか。あるいは一年も経てばみんな忘れて元通りジャニーズ帝国が復活するさ、と踏んでいるのでしょうか?

これらの対応で、ジャニーズ事務所としての信頼を回復し今まで通りの繁栄を見せることが出来るのでしょうか。

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