宿儺の指の総数とその意味
宿儺の指は全部で20本。
これは両面宿儺が顔が2つ・腕が4本=指20本という異形の存在であることから由来しています。第1巻・アニメ第1話でも明示され、物語の核として描かれてきました。
指1本ごとが“特級呪物”として扱われ、呪術高専や敵勢力が奪い合うこととなります。
最終的な指の処理状況と最新情報(※原作第271話までのネタバレあり)
🟥 虎杖悠仁が食べた:15本
- 第1話から死滅回游編(第190話前後)までに摂取。
- 第1本目: 第1話(杉沢第三高校)
- 第2本目: 第2巻(五条が提供)
- 第3本目: 第4巻(交流会前)
- 第4〜6本目: 第5巻(少年院)
- 第7〜10本目: 第7〜8巻(真人の工場)
- 第11〜13本目: 第13〜16巻(渋谷事変)
- 第14〜15本目: 第17巻以降(死滅回游編)
🟥 ウラメが宿儺に提供:3本(第222話)
- 宿儺が伏黒恵の身体に移る直前に、ウラメから提供。
🟥 ミイラ化した頭部の摂取で補完:1本相当(第222話)
- 宿儺自身がかつての肉体の一部(頭部)を摂取し、19本分の力を完全に取り戻す。
🟥 最後の1本(20本目):呪術高専が保管 → 無害化(第271話)
- ノバラが“共鳴り”で宿儺にダメージを与えた後、呪力を失い、護符として温度計の小屋に保管。
指の“終焉”と象徴的なラスト
宿儺は完全な20本を摂取することなく、19本分の力と頭部摂取により最終決戦へと臨みました。
- ノバラの共鳴り(第267話)
- 虎杖の領域展開(第271話)
これにより、宿儺の魂は分離・破壊され、復活は不可能とされています。
最後に残った1本は、物語冒頭と同じく「温度計の小屋」に戻され、護符として封じられました。
→ 物語が“円環”構造を描いて完結したことを象徴しています。
宿儺の完全復活は?→ 実現せず
- 宿儺は19本+補完で“ほぼ完全体”となりましたが、20本揃わずに敗北。
- 虎杖が自我を保ち、宿儺を打ち破ったことで、宿儺の魂は消滅(第271話)。
→ 完全復活シナリオは未達成で終結。
アニメ進行と原作の対応
アニメ(2025年時点)
- 第2期(渋谷事変)まで:10〜12本描写済み
- 第3期(死滅回游編)が進行中と仮定すれば、15本前後まで描写されている可能性あり
原作の続きはどこから読む?
- 第2期終了:16巻前後
- 原作を追いたいなら:17巻(死滅回游編)以降を推奨
よくある質問(FAQ)最新版
Q1. 虎杖が指を食べた理由は? → 敵に渡れば災厄を招くため、自ら“器”として保管(五条悟の判断)。
Q2. 宿儺が勝手に指を吸収する描写はある? → はい。渋谷事変(第119話)など、虎杖の意思と無関係に宿儺が同化する場面が複数回。
Q3. 指は誰が管理していた? → 主に呪術高専。敵勢力(羂索、ウラメなど)が強奪したケースも多数。
結論:宿儺の指、最終的な本数と意味
分類 | 本数 | 状況 |
---|---|---|
虎杖が摂取 | 15本 | 第1話〜死滅回游編まで |
ウラメが提供 | 3本 | 宿儺が伏黒の体で吸収 |
宿儺の頭部 | 1本分 | 補完として宿儺自身が摂取 |
最後の1本 | 1本 | ノバラが使用→無害化→封印 |
宿儺の復活は叶わず、物語は虎杖の勝利と魂の救済で終結。
──物語の“始まりの指”が、最後には“終わりの護符”となった。
これが『呪術廻戦』における宿儺の指の、真の意味です。