
ヨロン島って星空もキレイなのよね~

そうだね!都会みたいなイルミネーションも少ないので非常にキレイだよ☆

せっかくだから夜のヨロン島も楽しみたいわね。

そうだね!pickupしてみよう!!
ヨロン島は、山やビルなどの高い建物が無いので星空が非常にキレイにみえるのです。
沖縄本島の明かりや、南十字星なんかも見れます。
今回は、島での天体観測の楽しみ方をpickupしてみました。
天体観測の楽しみ方
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まずは、天体観測を楽しむコツを見てみましょう。
旅行に行くのと同様に天体観測も準備が必要です。
- 下見すること
- 月の状態を確認する
- ライトは早めに消すか少なめにする
- 歩きながら見るのは×
下見をすること
ヨロン島で天体観測を楽しむために、昼間のうちにスポットの下見をしましょう。
慣れない場所のため迷子になったり、事故にあったりを防ぐためです。
明るい昼間のうちに必ず下見をしましょう。
また、天体観測のテーマを決めるもの良いですね。
「1等星を3つ見つける」
など自分なりの目標を持つと、より楽しく天体観測ができます。
月の状態を確認する
月明かりの星空も素敵ですが、特に星だけに注目するなら月の無い日が良いです。
新月またはその前後をなるべく選びましょう。
より明かりの少ない中で、満点の星空をみることができます。
月齢カレンダーで月を確認しましょう。
また、月の出・月の入り・南中時も確認しましょう。
日没直後は月が出ていたのに、明け方近くは月が出て無い、なんてことも。
月の出ていない時間は意外と多いのです。
各地のこよみ ・ 月の出、月の入り・与論町
これらのサイトで月の状況を確認しましょう。
ライトは早めに消すか少なめにする
ライトの光は最小限にしましょう。
できるだけ無い方が良いです。
車でスポットを訪れた場合、車のライトはすぐに消しましょう。
また、スマートフォンは電源を切るか見えない位置にしまいます。
人の目は暗闇になれるまでに、10分~1時間と長い時間が必要です。
満点の星空を楽しむためにライトは最小限に抑えるのがマナーでもあります。
歩きながらみるのは×
幻想的な星空は、思わず見入ってしまいますよね。
しかし、歩きながら見るのはおすすめしません。
転倒事故の原因になるからです。
せっかくの天体観測ですので、事故なく過ごしたいですよね。
ヨロン島では、海岸やビーチなど多くの場所で夜空を楽しめます。
歩きながらではなく、きちんとおすすめスポットで見ましょう。
番外編:ハブがいないので夜道でも安心
ヨロン島での天体観測がおすすめな理由のひとつに夜行性のハブがいないことがあります。
南国にはよくあらわれるハブ。
その毒は強烈で、嚙まれたか必ず治療が必要になります。
ヨロン島にはこの夜行性のハブがいないため、夜でも安心して行動ができます。
ただし、慣れない夜道のため転倒事故、迷子には十分気を付けましょう。
天体観測おすすめグッズ

ヨロン島での初めての天体観測。
無くても良いけど、あったら便利なおすすめグッズを紹介します。
- 星座早見盤
- 双眼鏡または望遠鏡
- 方位磁石
- 懐中電灯
- レジャーシート
- 虫よけスプレー
星座早見盤
星の名前と位置を調べるのに便利な星座早見盤です。
あの星はどんな名前かな~などお子さんと一緒に星座を探すのも良いですね。
価格は¥1,000~¥2,000程度とお手頃です。
最近は、スマホアプリで星の位置がわかるものもあります。
それらで代用することも可能です。
しかし、個人的にはスマートフォンのような現代的な明かりを使わずに夜空を楽しんでほしいですね。
双眼鏡または望遠鏡
手軽に始めるならば双眼鏡。
本格的に取り組みたいと考えているならば天体望遠鏡。
どちらかがあると便利ですね。
肉眼でみるより少し大きくというならば双眼鏡。
月の表面のクレーターまで見たい場合は天体望遠鏡がいいですね。
特に南十字星を探したい方は、どちらかを用意してくださいね。
双眼鏡は¥1,000~¥10,000前後。
天体望遠鏡は¥5,000~¥50,000以上と幅広い価格です。
方位磁石
方位磁石も天体観測にはあった方がよいアイテムです。
南側の空を見てといわれて、すぐに南を向ける人は少ないですよね。
星の名前は慣れていなければ見つけるのが大変です。
探したい星座が、ほかより暗くてみつけにくいということがあるかもしれません。
ですので、星座や星を見つけたい方は星座早見表と一緒に方位磁石を用意しましょう。
100均のもので十分です。
懐中電灯
足元を照らすための懐中電灯はあったら便利です。
しかし、天体観測中に使用するのはNG。
なぜなら人間は順応という能力を持っているからです。
明るいところから急に暗いところに移動するとすぐには周りが見えないですよね。
この現象が順応といいます。
人間は不思議なことに、暗いことろから明るいところに順応するのは数十秒で対応します。
しかし、逆の明るいことろから暗いところに順応するのには、1時間ほどの時間がかかります。
星をずっと見ていると、だんだんと数が増えてくるのはこの順応が関係しているのです。
そのため、天体観測用の懐中電灯があると便利です。
価格も¥2,000程度とそこまで高額ではありませんので、揃えておきたいアイテムです。
どうしても無ければ赤いセロファンを張って代用することも可能です。
レジャーシート
ヨロン島天体観測で最もおすすめなグッズがレジャーシート。
星空を寝っ転がって見るためです。
目の前に広がる星を寝ながら見るのは格別ですね。
レジャーシートも100均のもので十分です。
都会では絶対にできないことなので、ぜひレジャーシートを用意してくださいね。
虫よけスプレー
夜の砂浜や海岸は、蚊が多いです。
ですので、虫よけスプレーはあった方が良いでしょう。
せっかくの天体観測、痒さで集中できないなんてことになったら残念。
ゆっくり見るためにあれば便利なグッズです。
番外編:天体観測の服装は?
天体観測は夜中に行います。
そのため、夏場でも肌寒いことが多いです。
7分または長袖のシャツ、長ズボン、靴という服装が良いでしょう。
寒さに自信がなければ、アウターかひざ掛けを1枚持っていくと良いですね。
島の冬、最高気温は20度前後と本州に比べると暖かいです。
最低気温も15度前後と南国らしい気候です。
しかし、天体観測は真夜中から明け方。
地面に座ったり、じっとしていることも多いため気温より寒さを感じます。
長袖にアウター、長ズボン、靴などが良いです。
ヒートテックのシャツやタイツを履くのもおすすめ。
また、カイロ、マフラー、手袋があっても良いですね。
温かいお茶を水筒で持っていくなど、寒さ対策をしっかりしましょう。
天体観測☆おすすめの時期と時間帯

ヨロン島で天体観測をするならより良い条件で見たいですよね。
おすすめの季節や時間帯を調べてみました。
天体観測に向いてる時期
雨や曇りでは、きれいな夜空を見ることがむずかしいでしょう。
そのため、晴れる日が多いときに星空観察をするのが良いですね。
ヨロン島の梅雨明けは6月下旬~7月初旬が多いです。
ですので、7月中は天体観測をするのに良い季節となっています。
また、夏場は台風が発生します。
島の台風のピークは9月。
台風が落ち着く10月頃もおすすめですね。
穴場を狙うならば冬場も良いです。
冬場は空気が乾燥しているため、星がきれいにみえます。
特にヨロン島の観光は夏がハイシーズン。
観光客も島民も少ないこの時期は星空だけを見るならば最高です。
夏場とはまた違った島が見れるかもしれませんね。
天体観測が良い時間帯
おすすめの時間帯は、やはり真夜中です。
街明かりが少ないと見える星も多くなります。
幻想的な星空を楽しみたいのならば真夜中一択です!
しかしそうはいっても、知らない土地を真夜中に出歩くのは少し怖いですよね。
そんな方は『夜明け前』または『日没直後』がおすすめです。
ヨロン島は都会などのイルミネーションが非常に少ないのが魅力。
しかしその反面、夜は何もなく真っ暗なのです。
そのため、天体観測スポットへの往復は道がうっすらでも見える時間帯を選ぶのがおすすめ。
ヨロン島から見える南十字星(みなみじゅうじ座)

ヨロン島から見える星座の一つに南十字星がありますね。
十字架の形をした小さな星座です。
南天の星のため、北半球からは見えません。
南十字星の緯度を考えると、九州南部でやっと十字架の上(北)の星が見える計算になります。
本州からはほぼ見えないため、昔から『南国の憧れの星座』なんて呼ばれたりも。
ヨロン島は日本で南十字星をみることのできるスポットの最北端です。
方角は南、地平線ギリギリのところにある十字架のような星座が南十字星です。
南十字星は一年中見れるものではありません。
2月~5月の限定された時間と条件のみで見られます。
【ヨロン島で南十字星が見える時間帯の目安】
2月上旬 | 午前3時頃 |
2月下旬 | 午前2時頃 |
3月上旬 | 午前1時頃 |
3月下旬 | 午前0時頃 |
4月上旬 | 午後11時頃 |
4月下旬 | 午後10時頃 |
5月上旬 | 午後9時頃 |
5月下旬 | 午後8時頃 |
【南十字星が見える条件】
- 空気が澄んでいる
- 新月である
- 街の明かりのない場所
4つのうち最も下・水平線近くの星(アルックス)はほかの3つの星より見つけにくいのです。
なので双眼鏡があると便利ですね。
まとめ
ヨロン島での天体観測の楽しみ方でした。
慣れない場所で不安だと思う方。
ツアーガイドに申し込んで現地の方に案内してもらうのも良いですね。