ジブリの都市伝説?!『崖の上のポニョ』の裏設定を考察してみた!

ジブリ

ジブリ作品には『死後の世界をモチーフとして描かれている』という都市伝説も多く語られていますね。

崖の上のポニョもそのうちのひとつです。

宮崎駿監督は、死後の世界に興味を抱いていました。

その雰囲気と思いがどうやらポニョには刻み込まれているようです。

今回は、その都市伝説について考察していきますね。

『ブリュンヒルデ』がポニョの本名。なぜなのか?

ポニョの本名は『ブリュンヒルデ』といいます。

これは、脱走したポニョが父親のフジモトに連れ戻され

「これを食べなさい、聞こえないのか。ブリュンヒルデ!」
「やだーハムがいいー!!」

という場面で名前が明かされています。

『ブリュンヒルデ』とは、北欧神話に出てくる女神のひとり。

傷ついた戦士たちを天国へ案内する役目を持っています。

この北欧神話から、ポニョ(ブリュンヒルデ)は死者の使いでは?と言われているのです。

更にブリュンヒルデは北欧神話で、使えるはずの王に逆らって駆け落ち結婚を約束します。

このあたりもポニョの物語と類似する部分ですね。

船の墓場

そうすけの父は船に乗っていますね。

嵐に巻き込まれたとき、光輝く船が大量に存在する場所に導かれていました。

そのとき、『船の墓場だ、あの世の扉が開いたんだー!』と意味深なことを叫んでいます。

このセリフから、そうすけの父は既に亡くなっているのでは?と言われているのです。

ポニョが力を開放したため、船の墓場にたどり着いたのでしょうか。

水没した町で出会った若夫婦と赤ちゃんのなぞ

一夜明けて、リサを探しに行くためにそうすけとポニョは船に乗りました。

そのとき、出会った赤子を連れた若夫婦を覚えていますか?

この若夫婦、公式の設定で『大正時代のお母さんだけど生活感がない感じ』と記載されています。

ポニョやそうすけがいる世界がいつかはわかりませんが、大正時代ではないことは明らかですね。

そのため、成仏できずに三途の川を彷徨っていると噂されています。

更に、ポニョは赤ちゃんにスープをあげようとしましたよね。

実は、北欧神話のブリュンヒルデ(ポニョ)は、勇敢に戦ったものの敗れた死者を天国に運ぶ役目を担っています。

その際に、休息のために戦士たちに蜜酒(ミード)をふるまいます。

この蜜酒とスープ、似ていると思いませんか?

そんな類似点から、ポニョが死者の案内人なのではないかと言われている所以です。

ひまわりの家のおばあちゃんたちが歩けるようになった理由とは?

津波が町を襲った後、おばあちゃんたちのいるひまわりの家は水に沈んでしまいました。

それなのに、おばあちゃんたちは元気に動き回っていましたね。

物語の冒頭では車いすだったおばあちゃんたち。

最後は自分の足で歩いていました。

この不自然さから、実は全員亡くなっており死者の世界のため、歩けるようになったり元気になったりしているようにみえるのでは?と言われています。

音楽を担当した久石譲氏のインタビュー

久石譲氏は当時、このポニョの楽曲について以下のようなことを言っています。

『崖の上のポニョ』という作品は”子ども向け”に見えますけど、全然”子ども向け”じゃないですからね。人間の生と死とか、現実に生きている世界と裏返しの世界の間の物語なんですよ。グランマン・マーレとか、向こうの世界の存在ですし、永遠の生命とか、まさに東洋哲学ですよね。でも、ただ深いものとして見せるんじゃなくて、子どもにも分かるように作るという、難しいことに挑戦した作品なんじゃないのかなって。僕はそう感じたので、作っている途中で”これは大変だなぁ”って思いました。

別冊カドカワ総力特集「崖の上のポニョ」featuringスタジオジブリ / 角川マガジンズ (2008年9月)
久石譲インタビュー内容

グランマン・マーレはポニョの母親の名前。

このグランマン・マーレを『向こうの世界の存在』といったり、 現実に生きている世界と『裏返しの世界』といったり、死者の世界を想像させるような内容です。

ジブリの世界観に欠かせない久石譲氏の音楽。

その音楽にも『死者の世界』のエッセンスが混じっていると思うとポニョの見方がかわりますね。

リサはなぜ呼び捨て?最後にグランマン・マーレと何を話したの?

そうすけは、母や父のことを名前で呼んでいます。

この点については、宮崎駿監督のことを非常に近くでサポートし続けている鈴木敏夫プロデューサーが以下のように答えています。

『リサの教育方針であり、家族間であっても一個人として自立すべきという意味』

そのためか、リサは洪水の後ひとりでひまわりの家を見に行くと、そうすけとポニョを残して出かけてしまいます。

5歳の子供を家に残すのは、親としても大変勇気のいる決断かと思います。

リサの自立して欲しいという願いから来る行動だと考えると、筋が通りますね。

探してみて!他ジブリのキャラクター

ポニョの中には、他ジブリ作品のキャラクターが隠れています。

ぜひ、探してみて下さいね!

コウイチから帰れないと連絡があり、怒ったリサがビールを取り出そうと開けた冷蔵庫のシーンに・・・

嵐が近づいており、リサに早く帰った方がよいわよーと声をかけた同僚さんは、耳をすませばの主人公・雫のお姉ちゃん・・・

千と千尋の神隠しで、千尋を演じた柊瑠美さん。

実はポニョにも出演しています。

エンデジングに注目してみて下さい。

柊さんの名前の前にチヒロがいますよ!

まとめ

ポニョについて、裏設定をまとめてみました。

隠れキャラは、ジブリ作品の中では名物となっていますね。

他にもいるかもしれませんので、ぜひ探してみてくださいね!

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