市川猿之助両親の死因「向精神薬の過剰摂取では死ねない」

市川猿之助さんが救急搬送され、両親が自宅で亡くなった事件が起きました。猿之助さんは一命を取り止めたため、無理心中なのではと憶測が飛び交っています。

そんな中、猿之助さんの両親の死因が『向精神薬中毒の疑い』であると報道されました。「死んで三人で生まれ変わろう」と、一家心中を図ったようです。

向精神薬中毒とは一体どのようなものなのでしょうか。詳しく調べてみました。

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市川猿之助向精神薬は何「致死量はベゲタミン155錠・サイレース1万錠以上」
市川猿之助両親の死因「オピオイド中毒死の可能性」
市川猿之助一家心中の理由「子孫が残せない澤瀉屋は絶える」

市川猿之助向精神薬は何「致死量はベゲタミン155錠・サイレース1万錠以上」

市川猿之助さんの両親の死因は『向精神薬中毒』とのことです。つまり、睡眠導入剤や抗うつ剤などを何十錠も飲んだのです。

一体どのような向精神薬を飲んだのでしょう。現時点で報道の発表はありませんので、服薬自殺されてしまった症例を見てみました。

服薬自殺の症例一覧でみると一番多いのが『フルニトラゼパム系』の睡眠薬です。代表的なものとして『サイレース』があります。しかし、このサイレースだけで致死量となると50キロの女性で1万錠以上服薬する必要がある計算となるのです。

ラットを使った実験では、半数が死んでしまうサイレースの量（半数致死量）は１ｋgあたりメスが４１５mg、オスが４５０mgと報告されています。これを体重５０ｋgあたりの女性に当てはめてみると、サイレース２０７５０mgとなります。サイレース２mg錠で考えると、１０３７５錠服用すると致死量になります。

サイレースより強力な、2016年に販売中止となったベゲタミンでさえ、110～155錠必要になります。

ベゲタミンA１錠では77.5mg、ベゲタミンB１錠では55mgの有効成分が入っています。このため、ベゲタミンAでは110錠、ベゲタミンBでは155錠服用すると、致死的になる可能性があります。

これだけ大量の薬を『三人分』用意するのは簡単ではないのは明白です。ましてや医師が処方するはずがありません。

更に、薬の空き瓶なども見つかっていないとのこと。

3人は発見された当初、全員が泡を吹いていたといいます。しかし、検視では死因が不明で、自宅内には薬の空き瓶や練炭など、“ブツ”となるものは見つかりませんでした。そして、その後の捜査で、3人がいずれも何らかの薬物を口から服用していたことが明らかになり、司法解剖の結果、両親は向精神薬を大量に摂取していたことが判明しています。

こうなってくると、向精神薬中毒の疑いという死因も怪しく思えてきます。

市川猿之助のご両親の死亡原因がわかったね。

向精神薬中毒だって

私看護師から言われたよ

飲んでも死にませんよ
胃洗浄して苦しむだけですよって言われた

わたし250錠近く目の前で飲んだのに

実際生きてるけど、死ぬことも有り得るんだね

250錠飲んでも死ぬことが出来なかった人の投稿です。それだけの量を飲んでも死ぬことが出来ないのです。高齢である両親が、何百錠も睡眠薬を飲むことが出来るのでしょうか。

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市川猿之助両親の死因「オピオイド中毒死の可能性」

中毒死するほどの大量の薬物を人に飲ませると言うのは非常に困難なため、ご両親と猿之助さんは自ら服薬したと結論付けられます。

医療ガバナンス研究所の上昌広理事長（医師）も以下のように死因についてコメントしています。

死因について
「中毒死するほどの薬物を大量に摂取するとなると、自分で（意思を持って）飲まないと難しいでしょう」
「錠剤では（致死量は）何十錠にもなるので、誰かが物理的に無理やり飲ませる、ということは難しいと思います。どんな薬でも大量に飲めば死に至りますが、ドラッグストアなどで手に入る一般的な薬を大量に飲んで、中毒死するということも考えにくいと思います」

市販の薬は安全性に優れており、致死量となるには大量に服薬しなければならないのです。

しかしながら、以下のように疑問を持つ意見も見つけました。

何を何錠飲んだかわからないけど、睡眠薬やら向精神薬での致死量は相当量を飲まないと越えられない。自力で簡単に飲めるようなもんじゃないはず。ODしても極度の睡眠状態になるけど死に至ることは稀。現在の市販薬で成人が２人同時に自死することってかなり珍しいと思う。心療内科に通っていたら尚更、一度に出される薬の量はコントロールされているのが普通で、両親２人同時に死亡するのは不自然だ。もちろん、不自然なだけで100%あり得ないことではないから推測の域を出ないけど。「死人に口なし」が一番怖いよね。

更に三人とも泡を吹いていたという点も気になります。

歌舞伎役者の市川猿之助さん（47）の自宅で18日午前、本人と両親が倒れているのを猿之助さんの男性マネージャーが発見し、119番通報した。捜査関係者によれば「3人とも口から泡を吹いていた」という。

口から泡を吹いていたと報道がありましたが、向精神薬で泡吹くんですか？

泡を吹くのは、てんかんを伴う病気で死亡したり、神経毒で絶命した場合、口腔内で空気と唾液などが激しく混ざって泡状になります。

こうなってくると、向精神薬以外の薬を服薬した可能性が出てきます。では、どのような薬物を服薬したのでしょうか。

ここで、神経毒と段四郎さんの病気に注目します。

猿之助さんの父である段四郎さんは2011年頃から体調を崩していました。病名は明かされていませんが、肝臓の重い病気を患っていたとのことです。

段四郎さんは肝臓の重い病気を患っていたらしいから、OD（薬物の大量摂取）なんてすれば一発であの世行きだよな。

それにしても、段四郎さんの闘病と介護＆看病疲れ、猿之助さんの週刊誌報道という逆境が重なったことで一家心中を決意したのだろうか。。

なんてデリケートな家族なんだ。。

肝臓の重い病気でほぼ寝たきり、ということでした。寝たきりほどの病気ですので、肝性脳症、肝硬変、肝臓がんなど重病だったのでしょう。

このなかのひとつ『肝臓がん』の治療薬の中には、神経毒の副作用を持った『抗がん剤』や、痛みを和らげる『モルヒネ』や『フェンタニル』などが処方されます。

『モルヒネ』や『フェンタニル』は、アメリカでも社会問題となっている『オピオイド中毒（鎮痛剤中毒）』の薬物の一部です。段四郎さんが肝臓がんであればこういったや薬を入手できるのではないでしょうか。

ただ、こういった医療麻薬もきちんとした医師の元、処方されます。数日で三人分の致死量の薬を用意するのは、やはり難しいかもしれません。

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市川猿之助一家心中の理由「子孫が残せない澤瀉屋は絶える」

市川猿之助さん一家はなぜ、一家心中の道を選んでしまったのでしょうか。

「猿之助さんは聴取に対し、『家族会議をし、死んで生まれ変わろうと話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ』と話していることがわかっています。また、猿之助さんが自宅に書き残した遺書には、知人に宛てて『次の世で会おう』などと書かれていました」（週刊誌記者）

死んで生まれ変わろうとはドラマティックです。

その原因と言われているのが、『女性セブン（NEWSホストセブン）』の性加害記事です。この記事には、市川猿之助さんの性的スキンシップについてのスキャンダルが書かれていました。

その中で注目すべきなのが、この性加害の相手が男性ということです。

「師匠と弟子、座長と役者・裏方の関係は絶対で、無言の圧力のなかで、間違っても口答えしたりすることはできません。性被害に悩んだ役者も“がまんするしかない”と無言で耐えていたといいます。厳然たる上下関係を感じ、泣き寝入りするしかないんです。澤瀉屋周辺では、そうした猿之助さんの行動は知られた話で、周囲は、“今日は彼が腕枕要員だったんだな”という目で見るばかりだと言います」（前出・劇場関係者）

はっきりと『彼』との記載があります。市川猿之助さんが現在47歳で、結婚もしておらず子供もいません。このため、猿之助さんの恋愛対象が男性であったと考えられます。

しかしながら、市川猿之助さんは歌舞伎役者『澤瀉屋（おもがたや）』の家系で、歌舞伎界では、後継者を育成していかなければなりません。

猿之助さんの恋愛対象が男性であったなら、子供を残すことはほぼ不可能です。

それが世間に知られてしまったら。澤瀉屋を断絶させてしまう責任を感じ、『生まれ変わってまた三人でやり直そう』と思うのは自然なこと。